濃溝の滝・亀岩の洞窟は君津市笹の清水渓流広場にあります。洞窟から差し込む光が水面に反射してハートの形に見える様子が有名ですが、実はその洞窟は「亀岩の洞窟」と言います。「濃溝の滝」は「亀岩の洞窟」の川下約100メートルのところにあります。亀岩の洞窟を近くで見たい方は、スニーカーがおすすめ。
濃溝の滝・ 亀岩の洞窟 | 亀岩の洞窟は「川廻し」という 土木工事の結果できました。 |
住所 | 君津市笹1954 |
TEL | 君津市観光課 0439−56−1325 |
営業時間 | 自由 |
定休日 | 無休 |
料金 | 無料 |
ハート型の シャッターチャンス | 3月・9月の彼岸時期の朝日 6:40〜7:20 |
駐車場 | あり(第1・第2・第3)無料 |
トイレ | あり |
アクセス | JR久留里線・亀山駅からタクシー15分 JR千葉駅・東口より高速バスカピーナ号 「君津ふるさと物産館」下車・徒歩20分 |
濃溝の滝・亀岩の洞窟に行くには車がおすすめ。
駐車場は3ヶ所あるので安心。
房総スカイラインの「幸運の鐘」の看板を曲がります。
第1駐車場(入口に一番近い)
第2駐車場(入口まで徒歩2分)
第3駐車場(入口まで徒歩5分)
第1駐車場の近くには食堂やおみやげ屋さんがある。
食事処「風鈴堂」
濃溝の滝おみやげセンター
トイレ(第1駐車場)
清水渓流広場案内図
清水渓流広場入口
遊歩道が整備されているので気持ち良く歩けるよ。
鳥の鳴き声やせせらぎが聞こえる。
時間に余裕のある方は腰を下ろしてゆっくりしよう。
遊歩道の右側には川が流れてる。
あつ”まや
突き当たりまで来た。
遊歩道の右側をのぞいたら滝が見えた。
濃溝の滝
思ったより小さい。
「川廻し」についての看板
川廻し(かわまわし)の方法
川廻しとは、川のくびれの部分をトンネルや切り通しにして流れを変えた工事のことです。また、その結果生まれた地形のことも指しています。「まわす」という言葉のイメージとは反対に、実際にはショートカットしています。
古川の部分には水が入らないように堤を築き、水田に変えます。
小櫃川水系では、万治年間(1660年前後)に野村藤右衛門(のむら とうえもん)によって最初の川廻しが行われ、周辺に広まったと伝えられています。
立看板より
蛇行していた川をショートカットしたのですね。
見たことのない風景・トンネルをくぐる滝の不思議。
川や滝がトンネルの中を流れる様子は、あまり見慣れない風景でしょう。これは「川廻し」という工事で生まれた人工的な景観です。川廻しは、上総丘陵や新潟など、限られた地域で集中して行われたようです。
川廻しの目的は何でしょうか?上総丘陵は、豊かな森林資源に恵まれた地域ですが、水田に利用できる平坦な土地は限られていて、耕地を増やすことが望まれていました。そこで川の蛇行を利用して、流れを変える工事を行い、古い川の跡を水田にしたのです。
一般的に、川の上流の標高は高く、下流は低いので、流れを変えたときにできる高さの差によって、滝ができることがあります。
立看板より
幸運の鐘
幸運の鐘(吊り鐘)に寄せて
この洞窟は今から三百五十年位前に一人の地元住民が、「曲がりくねった川をトンネルで結びその元河床に土を盛り、ここを田んぼにしよう。」と作られました。
又川上と川下の高低差が滝となり、いつからか削り取られた岩肌に亀に似た岩が現れ、亀岩として見るようになりました。
〜幸運の鐘の音が亀岩の向こうから開運福寿を呼びますように〜
立看板より
幸運の鐘がある所から、亀岩の洞窟が見えるよ。
ハート型の朝日を写すには、お彼岸の晴れの日(6:40〜7:20)がチャンス。
滝壺の近くに行って見ます。
滑るので注意!
亀岩の洞窟
亀に似た岩はどれかなー。
雨の後は水量が多く、滑るので無理しないでね。
帰りは木道を歩きます。
木道のあるこの平坦な場所が、元の川が流れていたとこです。
四季折々楽しめます。
秋もおすすめ。
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