千葉県酪農のさと

千葉県酪農のさと

千葉県酪農のさとは南房総市にあります。江戸時代8代将軍徳川吉宗公がインドの白牛を嶺岡牧(現南房総市)で飼育し、白牛の乳から「白牛酪」という乳製品を作ったことが、日本酪農の発祥の地と言われています。酪農のさとでは、ヤギ達や自然とふれあうことができ、のんびり過ごせます。

基本情報

千葉県酪農のさと日本酪農発祥の地
住所南房総市大井686
電話0470-46-8181
営業時間9:30〜16:30
(最終入園:16:00)
休業日毎週月曜日
(月曜祝日の場合は翌平日)
年末年始
(12月29日〜1月3日)
料金無料
駐車場あり(無料)
トイレあり
アクセスJR外房線鴨川駅下車、金束または平塚行きバス
「長狭学園正門前」か「 みんなみの里」下車
徒歩1時間
  • ペットの入園はできません。

南房総市大井の国道410号線を走っていると「日本酪農発祥の地」千葉県酪農のさとと書かれた看板が立っています。

国道沿いにある駐車場は大型車専用の駐車場なので、普通車は橋を渡り左に曲がります。

Y字路を左に進んでね。

普通車用の駐車場に出ます。

トイレもある。

駐車場から牧場に向かう途中「嶺岡直売所」があるが、土曜・日曜のみの営業。

牧場が見えてきた。

入園無料なのでありがたい。

まずは資料館に行ってみます。

千葉県酪農資料館

入口付近に「千葉県酪農のさと」のご案内があった。

「千葉県酪農のさと」のご案内

 当地安房は、吉宗公が牛乳を使って乳製品を作ったことから、「日本酪農の発祥の地」とされております。

 ここに、酪農に関する文化の源泉に広く理解を深めていただくことを願いまして、かつて「嶺岡牧」の中心であった嶺岡乳牛試験場を整備し、「千葉県酪農のさと」を平成七年十一月に開設いたしました。

 当さとは、約3ヘクタールの公園や草地にて、山羊や白牛と遊ぶことができる「酪農の広場」と、牛との共存のすがたや酪農の歴史を展示した「酪農資料館」等からなっております。

 どうぞごゆっくりと”牧歌的”な空気を楽しんでください。

千葉県 酪農のさと

<資料館入口の説明文より>

おいしい牛乳のできるまで

日本牛乳食文化のルーツ 嶺岡牧

千葉県の背骨地帯につくられた嶺岡牧は、
1)日本酪農発祥之地
2)地域酪農会社の誕生地
3)主要製乳企業の誕生地
4)近代牛乳食文化の源流
と、複合的な日本牛乳食文化のルーツである。

<館内説明文より>

嶺岡牧の起こり

嶺岡牧の起こり
 房総里見氏は、戦国乱世の時代に、10代170年にわたって安房を支配しました。
 その里見氏が軍馬を育成するために作ったのが「嶺岡牧」です。
 徳川幕府は」、慶長19年(1614)里見氏の領地を没収しましたが、嶺岡牧を下総国小金牧・佐倉牧(いずれも千葉県)、とともに幕府直轄の牧としました。
 徳川幕府も嶺岡牧に馬を飼育し、多いときは700頭もいたとの記録が残っています。
 酪農の郷や嶺岡乳牛研究所は、むかしの嶺岡牧の一部にあるのです。

<館内説明文より>

徳川吉宗と白牛

徳川吉宗と白牛
 江戸時代の中頃(享保13年:1728)8代将軍徳川吉宗はインド産の白牛を3頭輸入し、嶺岡牧で飼育しました。
 嶺岡牧ではこの白牛の数を増やすとともに搾った牛乳で「白牛酪」というバターに似た乳製品を作りました。最初は将軍家に献上品として差し出されましたが、数が多くなると日本橋の「玉屋」という店で庶民へも売られるようになりました。
 この時始まった「酪農」が現在の酪農や乳業へとつながっていったので、千葉県が日本酪農の発祥の地といわれているのです。

<館内説明文より>

日本の乳牛

日本の乳牛
 日本で乳牛といえば、黒白模様の「ホルスタイン」がその代表格で、約99%を占めています。「ホルスタイン」はもともとは、ドイツの牛ですが、品種として成立したのは、オランダへ移住した移民が連れて行ったのが始まりとされています。
 また、このホルスタイン」の他にも6種類の乳牛がいますが、その牛たちはそれぞれ違った性質や能力をもっています。しかしその数は、「ホルスタイン」にくらべてごく限られたものでしかありません。

<館内説明文より>

資料館では乳牛の体のつくりや、牛乳ができる仕組みがわかります。

酪農広場に入ってみます。

入る前に注意事項に目を通そう。

かぎがかかっているので、入ったらまたかぎをかけてね。

牧草の斜面を進みます。

ヤギさんたちがくつろいでいました。

草を食べてお腹いっぱいなのかな。

後ろを振り返ると資料館が見えた。

さらに上に進むと「あずままや」がある。

ここで行き止まり。

下まで戻り「ウエルカム広場」で一休み。

休憩用のベンチがあるよ。

ベンチのとなりにウサギ小屋があった。

近くで見れて、子供たちが喜ぶね。

資料館で購入した「アイスクリーム」をいただきました。

日本の酪農の歴史がわかりました。

ヤギやウサギを近くで見れて、家族連れにおすすめのスポットです。

近くに「里のMUJI みんなみの里」があるので、そちらもどうぞ。

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