亀山神社は君津市の亀山湖の近くにあります。御祭神は日本武尊。苔むした境内はとても静かで、心が洗われるようです。随神門の天井画や向拝の彫刻は一見の価値あり。神社の奥には小櫃川の源流が流れ遊歩道が整備されています。
基本情報
亀山神社 | 旧郷社 |
住所 | 君津市滝原114 |
電話 | 不詳 |
拝観料金 | 無料 |
拝観時間 | 自由 |
祭神 | 日本武尊 |
創建 | 不詳 |
御朱印 | なし |
祭礼 | 例祭 8月7日 |
駐車場 | なし |
トイレ | なし |
アクセス | JR久留里線・上総亀山駅から 徒歩30分 |
鳥居
随神門
駐車場がないので、随神門の反対側に路駐しました。
亀山神社沿革
亀山神社沿革
祭神
日本武尊
誉田別尊 大山祇命
天神七代 地神五代
鎮座地 千葉県君津市滝原字下滝一一四番地
境内地 約二六三八平方メートル
例祭日
例大祭 八月七日
春 祭 二月二十八日
秋 祭 十一月二十八日
春祈 祷 一月二十八日
由緒
本社は創立年記不詳であるが、人皇十二代景行天皇の皇子日本武尊を主祭神とし、誉田別尊、大山祇命、天神七代、地神五代の神を祀る。地勢平坦にして東南西の三面に小櫃川の清流があり、松杉柏等の老樹巨木あり奔流の下に飛瀑あり名つ”けて、不動の滝という。
社伝に日本武尊東征の時、相模の国より海路で当国木更津に渡り鹿野山を経て当地に来征し、夷賊を平らげ人民を安撫し給いしに郷民その威徳を仰ぎ、尊を此の地に奉祀し、当亀山郷旧六十四村の総鎮守と崇め、綿々として今に至る。
また伝え言うに不動の塑平像瀑布中より出現し、これを今の社地に安置し蒲生山泉滝寺大聖院と号した。(康治二年の棟札に不動尊とある)
明治維新のころ神仏の混淆を禁ぜられし時、旧記を按察しその祭神日本武尊たることを知る。よって不動の像を他に移し社殿を改造し、明治三年四月今の社号に改める。「千葉県君津郡誌参照」
日本名勝地誌によれば、長享二年里見義実戦勝を祈り土地若干を寄せる。
天正七年正月二十八日 里見義頼社参りし本社不入の儀心得の旨原判の書札を寄せ、同年二月二十一日改めて土地寄進(拾八石余り)書面を給う。滝原は門前と称しこの除地により衣食せりとある。
<立て看板より>
随神門の天井画
手水石
この日は木漏れ日で、境内がとても綺麗でした。
苔が光を浴びて輝いていた。
石灯籠と狛犬
扁額には「日本武尊」と書かれている。
向拝の彫刻
厚みのある緻密な彫刻
左側から見た拝殿と本殿
本殿
右側から見た本殿と拝殿
とても静かな境内です。
何百年もタイムスリップしたような感覚になる。
いい雰囲気の神社でした。
神社のちょっと先には、小櫃川が流れ遊歩道が整備されています。
ぜひ足を運んでください。
近くには、濃溝の滝やはちみつとミードのはちみつ工房があります。
そちらもどうぞ。
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