莫越山神社(南房総市沓見)

莫越山神社(南房総市沓見)

莫越山神社は南房総市には2社あり、もう一つは南房総市宮下に鎮座していますが、ここでは沓見に鎮座する莫越山神社について紹介します。創建は神武天皇元年(紀元前660年)と古く、祭神が工匠の守護神であることから、大工職人や建築業者から信仰を集めました。

基本情報

莫越山神社
(南房総市沓見)
延喜式内社
旧郷社
住所南房総市沓見253
電話0470-46-2362
拝観料金無料
拝観時間自由
祭神手置帆負命
(たおきほおいのみこと)
彦狭知命
(ひこさしりのみこと)
創建神武天皇元年(紀元前660年)
御朱印あり(宮司宅)
祭礼例祭・7月9日
国司祭・敬老の日前の土曜・日曜
駐車場あり(無料)
トイレなし
アクセスJR内房線・南三原駅からタクシー5分
  • 祭神は武具(盾)・祭具・建築の工匠として知られる神です。
  • 9月の鶴谷八幡宮祭礼(やわたんまち)には朝夷地区から一社だけ神輿を出祭します。
  • 全国で4社しかない「清酒」を造ることが許されている神社で、鶴谷八幡宮で開かれる「やわたんまち」で振舞われます。

国道128号線沿いにあるファミリーマート南房総丸山店のT字路を曲がります。

国道410線を進むと左手に鳥居が見えてくる。

一の鳥居

社名碑

二の鳥居

車でお越しの際は一の鳥居と二の鳥居の間にある駐車場にとめます。

由緒書

  莫越山神社
延喜式内小社。明治六年八月郷社に列格(旧社格)

祭神 本殿 
手置帆負命 彦狭知命
小屋安の大神と称す 工匠祖神、家宅守護の神

相殿
彦火々出見尊 敷物の祖神
豊玉姫命 安産育児の神
鸕葺草葺不合命 海猟海上安全の神

例祭日 七月九日

由緒抜萃

 創立は神武天皇元年。天富命忌部の諸氏を率いて東方の開拓に安房の国に来臨し、東方の開拓をなされた時、随身として来られ工匠の職に奉仕した、天小民命、御道命が、忌部の神 手置帆負命 彦狭知命を当社莫越山におまつりして祖先崇敬の範を示された。手置帆負命彦狭知命は工匠の祖神で氏上天太玉命に従って宮殿家屋機械器具の類をつくりはじめた神で、工匠の祖神であり家の守護神でもあります。参拝する事により工匠にかかわる人は勿論家屋根に住む者すべて御神徳が授けられます。
相殿に彦火々出見尊・豊玉姫命・鸕葺草葺不合命がまつられておりますが、日本敷物の祖神、安産育児の神、海猟海上安全の御神徳が授けられます。

<立て看板より>

参道はきれいで空気が澄んでいます。

手水舎

御神木

御神木の 椎(スダジイ)は南房総市天然記念物で、子育ての椎として信仰されている。

社務所・神輿倉

莫越山神社のお神輿

立派なお神輿ですね

御朱印は宮司宅でいただけます。

御朱印

三の鳥居

狛犬

拝殿

賽銭箱

社殿の右側から見た本殿

神餅所

お祓所

若宮神社

若宮神社の御祭神

若宮神社
御祭神 本殿
小民命 御道命
莫越山神社を祀った神
工匠の神 家宅守護の神

相殿
稲荷神社 宇迦御魂命 食物の神・産業神
白鳥神社 日本武尊 平和の神
琴比羅神社 大物主命 疫神医薬の神 
      崇徳天皇 海上安全の神
八雲神社 速須佐之男命 山林、治水の神
山祇神社 大山祗神 山の神
宗像神社 市杵島姫命 祭祀のかみ
猿田神社 猿田彦命 先導の神・ボール神
石 神社 玉依姫命 神霊、祭祀の神
白山神社 伊弉那美尊 創造の神、婚礼神

<立て看板より>

静かな環境の中、ゆっくりと参拝ができました。

近くに千葉県酪農のさとがあります。

そちらもどうぞ。

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