南宮神社(一宮町)

南宮神社(一宮町)

南宮神社は長生郡一宮町にあります。旧村社で上総十二社の一つ。御祭神は豊玉姫命・金山毘古神で、毎年9月13日には上総十二社祭りに参加します。

基本情報

南宮神社旧村社
上総十二社の一つ
住所長生郡一宮町宮原1131
電話不詳
拝観料金無料
拝観時間自由
祭神豊玉姫命
金山毘古神(カナヤマビコノカミ)
創建110年(景行天皇40年)
御朱印なし
祭礼9月13日(例祭
駐車場あり(神社入口付近)
トイレなし
アクセスJR外房線上総一宮駅・徒歩13分

車は神社入口付近の駐車場にとめます。

一の鳥居

鳥居は明治40年10月の建立。

手水舎

狛犬

拝殿

向拝の彫刻

扁額

幣殿と本殿

御神木の南宮大杉

境内社

道祖神

境内社

神明神社・稲荷神社・八坂神社・三社神社が祀られている。

神輿蔵

神輿蔵

南宮神社の御神輿(大宮と若宮)

社殿

境内立看板

町指定有形文化財
   北沢楽天の絵馬
平成十五年(二〇〇三)年二月十日指定

 北沢楽天は日本初の職業漫画家で、明治九年(一八七六)大宮宿(現さいたま市)生まれ。
 横浜で西洋漫画の技法を習得し、福沢諭吉にその才能を認められ、明治三十八年(一九〇五)に出版した時局風刺雑誌『東京パック』で絶大な人気を得て、「ポンチ絵」と評価の低かった風刺画を近代漫画として確立しました。
 楽天は一宮が「東の大磯」と呼ばれ、別荘地として栄えた明治末年頃から一宮川沿い宮原の水門下に購入した別荘に滞在し、大正元年(一九一二)には自ら経営する楽天社から、『一宮案内記』という観光案内を刊行して、地元との交流も深めていきました。
 この絵馬は、大正五年(一九一六)七月三十日の大洪水で流された別荘の門扉に、『神威顕現』と題し水魔克服の神を楽天が描いたもので、大きさは縦87cm、横156cmです。
 日本画の素養もある楽天が、ダイナミックに描いた絵馬は、洪水の被害と被害者の供養のため南宮神社へ奉納され、一宮川の歴史と別荘地時代に訪れた文人の名残を留める資料として、地域の歴史を伝えています。
  平成十七年三月 一宮町教育委員会

<境内立看板より>

南宮神社は地元住民に親しまれている神社です。毎年9月13日に行われる上総十二社祭りではその様子が良くわかります。ぜひお祭りに足を運んでください。

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