白子神社

白子神社

白子神社は長生郡白子町にあります。平安時代の永承3年(1048年)現在の白子町八斗に大国主命を祀ったのが始まりとされています。その後の大治元年8月13日(1126年)里人が沖から、白い亀の上に白蛇がとぐろを巻いて乗ってくるのを見つけました。”もし神様ならどうぞこの潮を汲む柄杓にお乗りください”と申し上げると白蛇はゆっくりと登り始めたと言います。里人は霊感を感じ、この白蛇を祀ったそうです。縁結びの神様として、また桜の名所として有名です。

基本情報

白子神社正一位白子大明神 郷社
神社庁指定 規範神社
住所長生郡白子町関5364
TEL0475−33−3124
拝観料金無料
拝観時間自由
社務所9:00〜17:00
御祈祷受付8:00〜15:00
祭神大己貴命(大国主命)
創建永承3年(1048年)
御朱印あり(書置・500円)
祭礼例大祭 神幸祭
10月第3土曜日
駐車場あり(無料)
トイレあり(無料)
アクセスJR外房線・茂原駅からバスで25分
(白子神社バス停下車2分)

神社は南白亀十二ケ村の鎮守として大切に守られてきました。

江戸時代の宝永5年(1708年)には”正一位白子大明神”の神号を賜わりました。

明治維新による神仏分離の後「白子神社」と名前を変え現在に至っています。

白子神社は幹線道路に面してないので、初めての方には分かりにくいです。

一番分かりやすいルートをご紹介します。

県道31号線の、セブンイレブン白子町役場入口店がある交差点を曲がり、右手に役場を見ながら道なりに進みます。間も無く白子神社の看板が見えます。

看板を曲がり田園風景の中を進みます。

駐車場は2ヶ所あります。

少し離れたところに、とても広い第一駐車場があります。

第一駐車場から参拝する場合、下の写真の鳥居を最初にくぐり、神社の裏手に出ます。

もう一つの駐車場は、神社正面の左側にあります。

駐車場とトイレがあります。

普段はここにとめると便利。

白子神社ご由緒

狛犬と鳥居

鳥居は、天保8年(1837年)の奉納

御神燈

白子神社の文化財

  • 白子神社本殿(県指定有形文化財)
  • 白子神社御田植祭(町指定無形文化財)
  • 矢大臣「随身像」一対(町指定有形文化財)
  • 白子神社樹木群(町指定有形文化財)

社殿

階段の手前左側には御力石があります。

御力石(心をこめてなでてください)

一、東側の石 五十二貫石
  (一番力のある縁結びの石)

一、真中の石 二十五貫石
  (女石=俗に美人になる石)

一、西側の石 四十一貫石
  (始終一貫心をこめて祈願する)

*一貫目は3,75キログラム

狛犬と常夜燈

手水舎

拝殿

向拝の彫刻

木鼻

撫で蛇様

ご祈願をしながら白蛇さまを撫でてください。

「正一位白子大明神」の扁額

境内には御神木が3本ありますが、最初の1本は「木斛」(もっこく)

古神札納所

2本目の御神木は「銀杏」

幹周囲4メートル・樹齢不詳

拝殿と本殿

本殿は県指定有形文化財で、宝暦8年(1758年)〜同12年にかけて再興されたもの。

左側から見た本殿

裏手から見た本殿

右側から見た本殿

細部まで彫刻が施されている。

旧瑞垣の積石

【境内立看板より】

 この積石は明治二十七年から三十年に造られた本殿廻りの瑞垣の一部です。石質は銚子石(砂岩)で、瑞垣の改修工事の際、損傷が激しく再び使用することが叶わず野積みになっていました。此度、今から約百二十年前の氏子の方々のお名前が記されている貴重な積石として、順不同ではありますが、後世に残すべく新たに積み替えました。

天照神社

3本目の御神木の(なぎ・竹柏とも)

幹周囲2メートル 樹齢不詳

【立看板より】

熊野地方に自生し、葉脈が平行であり葉や茎が対生である、俗に「弁慶の七こぼし」の木とも云われる

面足神社(おもだる神社)

【看板より】

御祭神面足尊は神世六世の孫にて満足りた面の持主で今日でいうイケメンであった
御利益は美男美女になれることで「御守」は社務所に用意してあります。

「須勢理姫大神」・「事代主大神」の仮奉安所となっています。

清め砂(齋砂・いみすな)

八幡神社

御祭神は第十五代応神天皇(誉田別尊)で御利益は勝利の神

こちらには、子安神社の御祭神「木花咲耶姫大神」が仮安置されています。

御利益は、安産・子育・水子慰霊(水子供養)

神輿庫

大人のお神輿

子供神輿

御神水(南白亀水)

御神水(飲料用)をいただけます。

水質検査済みなので安心。

社務所

4種類の御朱印がいただけます(500円)。

限定御朱印

境内は手入れが行き届き、とてもきれいです。

落ち着いて参拝ができます。

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