太東埼灯台はいすみ市の太東埼にある白亜塔形(円形)の中型灯台です。高さは15.9m。灯台の光は22海里(約41Km)まで照らしています。広場からは太平洋の大海原が一望でき絶景が楽しめる。また初日の出のスポットとしても知られています。
基本情報
太東埼灯台 | 1952年に現在の地に移築 |
住所 | いすみ市岬町和泉 |
電話 | 0470-62-1243 (いすみ市観光協会事務局) |
営業時間 | 自由 |
休業日 | 無休 |
料金 | 無料 |
駐車場 | あり(無料) |
トイレ | あり |
アクセス1 | R外房線 太東駅からタクシー約10分 |
アクセス2 | R外房線 太東駅から徒歩約45分 |
国道128号線の「太東灯台入口」の交差点を曲がります。
交差点にあるドラッグストアの「ヤックス」が目印。
最初のY字路を右に進む。
次の交差点は直進。
しばらく走ると標識があるので従って進んでね。
次の交差点を左折。
歓迎の看板がある。
この先、道幅が狭くなっていく。
通行できるのは普通車までだよ、徐行ですすもう。
駐車場に着いた。
普通車が10台とめれる。
駐車場からの眺め(九十九里浜)
太東埼灯台は九十九里浜の最南端に位置してます。
駐車場のとなりには休憩所とトイレがあるよ。
駐車場から振り返ると灯台が見えた。
現在の灯台は2代目で、最初は海沿いに建てられたが、海岸浸食で倒壊の恐れが出たために、100m後方に移築された。
スカシユリが咲いていた。
灯台の近くへ行ってみます。
円形の美しい灯台です。
太東埼灯台について書かれた看板。
太東埼灯台
この灯台は、終戦後夷隅郡太東村がこの付近に設置した灯台を前身とし、昭和25年国に移管されたのを機会に改築され、昭和27年5月に太東埼灯台としてデビューしました。
その後、侵食により大規模な崖崩れがあったので、昭和47年2月に現在の場所に新設され、この南房総の海上を照らし続けています。
この施設の異常を発見した場合や何かお気つ”きの点がございましたら、下記の管理事務所までお知らせください。
位置 | 北緯 35度18分32秒 東経 140度24分44秒 |
光り方 | 10秒間に1回白いせん光を発する (単せん白光 毎10秒に1せん光) |
光の強さ | 150,000カンデラ (1カンデラはろうそく約1本分の明るさです) |
光の届く距離 | 20,5海里(約33キロメートル) 海上から灯台頂部約16メートル 水面から灯火 約72メートル |
管理事務所 | 第三管区海上保安本部 銚子海上保安部 交通課 電話 0479-24-6685 |
西洋芸術文化
「新しき萌芽(ほうが)」発信の地
いすみ市には『波を彫っては天下一』と謳(うた)われた、宮彫師(みやぼりし)である「波の伊八」こと武志伊八郎信由(たけしいはちろうのぶよし)の手による、行元寺の欄間彫刻「波と宝珠」をはじめ、飯縄寺の欄間彫刻「牛若丸と大天狗」、長福寺の欄間彫刻「龍、麒麟」、光福寺の向拝彫刻「龍」等、数多くの傑作が現存しております。
また、伊八の真骨頂である波の彫刻は、ここから展望できる太平洋の崩れる横波を表現したといわれております。
「波の伊八」の作品は、浮世絵で有名な葛飾北斎(かつしかほくさい)の『「富嶽三十六景」神奈川沖浪裏』に大きな影響を与えたといわれており、北斎の作風は、ゴッホをはじめとするヨーロッパの多くの芸術家の作品に取り入れられるほど衝撃的であったと伝えられています。
その原点ともいうべき「波の伊八」の作品が残されているこの「いすみ市」は、西洋芸術文化「新しき萌芽(ほうが)」発信の地といえるのではないでしょうか。
是非、いすみ市にある「波の伊八」の作品に触れていただき、その魅力を感じとってください。
いすみ市
<駐車場内立て看板より>
駐車場から広場へ移動します。
休憩用の椅子が用意されています。
「恋のヴィーナス岬」太東埼灯台と書かれたベンチ
広場からの「青い空」と「青い海」の眺めは最高。
電波探知機付属の礎石
水平線に微かに見える大型線のシルエット
絶景スポットのこの地は、映画やテレビなどのロケに使われています。
広場から南側には、日在海岸その先には大原海岸が広がっています。
内陸部に目をやると、いすみ川周辺の集落が見える。
広場から降りると休憩所に行けるよ。
トリビエ
灯台周辺の眺めは素晴らしく季節の花も楽しめます。
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