館山城

館山城

館山城は城山公園の山頂にあります。この地を170年にわたって支配した里見氏の最後の居城です。現在は八犬伝博物館として、里見氏を題材にした「南総里見八犬伝」の資料の展示がされています。天守からの眺めは素晴らしいく、市民のいこいの場となっています。

基本情報

館山城八犬伝博物館
住所館山市館山362番地先
TEL市立博物館庶務係(本館)
0470−23−5212
開館時間9:00〜16:45
(最終入館16:30)
観覧料一般個人:400円、団体:300円
小・中・高校生:200円、団体:150円
(団体とは20名以上)
特別展会期中は、それぞれ100円アップ
休館日毎週月曜日と祝祭日の翌日
12月29日〜1月3日
模擬天守1982(昭和57)年に建てられる
築城主里見義康
築城年1580(天正8)年
廃城年1614(慶長19)年
駐車場あり(無料・24時間利用可)
トイレあり(第1駐車場)
アクセスJR内房線・館山駅から徒歩30分
館山駅東口からJRバス「州の崎方面」行き
または、日東バス「館山航空隊」行きで
「城山公園前」下車徒歩5分

  • 上記の観覧料で、館山城市立博物館本館の双方の入館ができます。
  • 城山公園は花の公園としても有名で、1〜3月中旬には「梅」、春には「椿」や「桜」、4月には「ツツジ」の花が咲き誇ります。

梅の花

桜の花

館山市の県道257号線を走っていると城山公園の山頂にある館山城が見えます。

手前の鳥居は館山神社。

県道に館山城と城山公園の看板があるので見逃さないでね。

第1駐車場(24時間利用可能)

トイレもあるから安心。

第2駐車場(24時間利用可能)

駐車場の近くの広場には遊具もあるのでお子様連れに人気。

お城に行くにはどちらの道を選んでもOK.

今日はY字路を右に進みます。

お城までは510mですが、途中から近道もあります。近道には急な階段があるので、ゆっくり登りたい方はまっすぐ進もう。

城山公園の案内図

毎週月曜日は休館のため、館山城(八犬伝博物館)の天守に入れませんが、山頂付近からの眺めは素晴らしく、ウオーキングを楽しむ方が多く訪れます。

上り坂の始まりです。

道の左側には児童遊園地。

右側の道へ進むと市立博物館本館に行けるけど、まずは館山城を目指します。

上り坂がきつくなってきたけど、休憩用の椅子があるので一息つけるよ。


体が温まってきた、館山城まで250mの表示。

近道の階段がありますが急勾配なので今まで通り進む。

つばきの径入口

また近道の階段ですが、ここもまっすぐ進む。

天守が見えてきた。

日本庭園・茶室の表門

茶室(雁月庵)

純和風のお部屋

庭園

日本庭園の先の階段を上るとお城があるよ。

館山城

浅間神社

古代より富士山に対する信仰が厚いことがわかります。

里見桜

里見桜の由来

 里見氏は戦国時代の房総に君臨した一族です。里見氏はもともと安房の武士ではなく、上野国の出身です。今の群馬県高崎山(旧榛名町)に里見という土地があります。そこから、戦国時代初頭に安房に現れたのが、房総里見氏の祖となる、里見義実(さとみよしざね)です。
 豊臣秀吉の時代に、館山城を拠点に、栄華を誇った里見氏でしたが、江戸時代になり、外様大名を取りつぶす政策にのまれ、慶長19年(1614)9月、安房国十代の里見忠義は安房領地を没収され鹿島三万米の替え地として倉吉(鳥取県倉吉市)に移され、八年後、29才の若さで亡くなりました。忠義公と八人の家臣の墓は倉吉市の大岳院にあり、滝沢馬琴の『南総里見八犬伝』のモデルと言われています。
 この桜は、里見家の所縁で交流のある倉吉市の有志が苗木を育て、また里見家発祥の榛名町の有志と館山市の有志らにより植えられました。
 その由来により、『里見桜』と名付けました。

記念植樹日 平成19年10月20日
NPOたてやま海辺のまちつ”くり塾

<立看板より>

里見城跡碑里見の千力猿碑

石碑の近くからの眺め(北東方面)

館山市立博物館(館山城)についての看板

館山市立博物館

 館山城跡は里見義康公忠義公城跡で房総における里見氏終焉の地であります
 館山市は由緒あるこの地を永く記念するとともに広く皆様に親しんでいただくために城郭様式の博物館を建設しました
 建物は城郭研究の権威藤岡通夫工学博士(故人)の考証によるもので二重櫓に入母屋の大屋根をかけその上に小望楼をのせた天正年間の天守の姿にしてあります

 建築   鉄筋コンクリート造り 
      三層四階建て
 延床面積 四九二平方メートル
      (約一五〇坪)
 総高   一九、一メートル
 竣工   昭和五十七年三月三十一日
 開館   昭和五十七年十月三十一日

館山市立博物館

<立看板より>

お城に入ってみます。

安房の「南総里見八犬伝」地図

お城の中は順路の看板に従ってね進んでね。

最上階には日本各地のお城の写真が展示されている。

天守からのながめ(南)

天守からのながめ(東)

一度は天守に上ってみる価値あり。

山頂の西側に来ました。館山湾が一望できますが、残念ながら富士山は見えませんでした。

恋人の聖地と呼ばれています。

城山公園展望案内図

桜の時期に訪れたい。

茶室の前を公衆トイレと書かれた標識の方へ進みます。

途中にトイレがある。

Y字路を左に進むと駐車場に戻れますが、令和6年2月現在、倒木の恐れがあるため通行止めになっています。

Y字路を右に進むと「梅園」があるよ。

水仙が咲いてるね。

梅園

梅園の先には、義康御殿跡と伝えられる市指定史跡の「館山城跡」がある。

さらに先には「八遣臣」のお墓がある。

お墓から駐車場に戻るには徒歩で10分かかるので、茶室「雁月庵」まで戻り、来た道を引き返します。

帰り道の途中、市立博物館本館によりました。

館山市立博物館本館

館山城で観覧料を支払うと市立博物館本館も入館できるので、時間に余裕のある方は足を運んでね。

安房地方の歴史が紹介されています。

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